おやつにスノーキャロットを食べました



ここのところ保育園に届いている人参はスノーキャロット(雪の下にんじん)です。


先日、切る前のまるごとの人参を各クラスへ持って行き、

『雪の下にんじんは煮ても生で食べてもとっても甘いんだよ』と話し、

その日のおやつで出してみました。


小さいクラスのは少し柔らかさを感じる程度に茹で、

大きいクラスのはさっと湯通ししてから冷蔵庫で冷たくしておきました。

どちらも味付けはありません。


人参が苦手という子も居るので、手を付けない子も多いのかなと思っていたのですが、


カリカリッ  コリッ

とりあえず食べてみる子がほとんどでした♪  

『ほんとだ甘い!』  なんて言う声も。

『人参きらい』 という子ももちろん居たのですが、

おともだちが食べているのを見て

ほんの少しだけかじっている姿もみられました。


子どもにとって食べやすい食材を選んだり、子どもの好きな食べ物だけを献立に入れたり、

柔らかくしたり小さくしたりして食べやすく調理することは必要ですよね。


けれど、皮をむかなければ食べられないような子どもにはちょっと食べづらい食材をあえて選んだり、噛むことが必要なくらいの硬さを残して調理してそれをみんなで食べる経験ができるのが給食のよいところ。


甘夏の皮を必死になって自分でむいたり、歯ごたえのある野菜をよく噛んで食べたり、

苦手なものも食べてみようとしたり、食べる量を自分で決めたり。

おうちのひとの居ない保育園で、小さいながらに自立心を獲得しているんです。

そのすべてが、食べる力・生きる力になっていくんだなと

日々の子どもたちの姿から感じさせてもらっています。


おやつで雪の下にんじんを食べたことの紹介のつもりが

なんだか奥深い話になってしまいました(^^;